世界遺産にて
こんにちは!
先日富岡製糸場にて行われた世界遺産記念コンサートには、
お足元の悪い中沢山の方にお越し頂きありがとうございました。
2014年6月日本では自然遺産も含め18件目の登録となった
富岡製糸場でのコンサートライブ。
国宝である東置繭所の大空間に響きわたる歌声には格別な感動がありました。
今回は普段見ることのできない場所を案内して頂きました。その一部をご紹介します。
明治5年フランスの技術を導入して設立された場内。
国宝である建物は窓ガラス一つ許可無く修理する事はできません。
そこには富岡製糸場を後世に伝えるべく日々慎重に大切に守る人々の姿がありました。
フランス人技師、ポール・ブリュナ一家が生活したコロニアル様式、
建坪約240坪、3室に分かれる煉瓦造りの地下室がある建物。
ブリュナが帰国後改造され工女むけの教育施設や宿舎として使用されました。
「場内では、釜からのぼる湯気は煙や霧のような濃さで、人の顔も見分けられないほどだった。
波濤のように、風雨のように押しよせてくるので、しゃべっている言葉はきこえない。
身ぶり手ぶりやどなり声をあげて、ようやく用をなした」
『富岡製糸場記』より。
どうして世界遺産なんだろうを知る一冊です。
訪れる機会があったら是非お手にとってみて下さい。
スタッフの皆様、お世話になり有難うございました。